904Lはいつから始まった?・316Lとの成分の違いを比較する

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904Lはいつから始まった?・316Lとの成分の違いを比較する

ロレックスは今はすべてのステンレスモデルの腕時計に904Lを使っています。

正確に言うと1985年に採用し始めた904Lはすべての腕時計のケースに利用されています。

そう、ブレスレットはまだ316Lがほどんどだと思われる。

ようやく2017年現在、

現行モデルのサブマリーナ116610LNでブレスレットに904Lが使用されるようになった具合だ。

ということはロレックスの他モデルもこの年代辺り以前のモノはケースのみ904Lが使用されていると推測されます。

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さてこの904Lステンレス、316Lと一体何が違うのか?

クロム

基本的にはクロム含有量が違います。

904Lの方が多い。

マンガン

マンガンは904Lの方がケース素材には多いがブレス素材に少ない。

鉄分

鉄分の量はケースでは316Lと比べても変わりはないが肌に触れるブレス部分で大幅にカットしてある。

これはやはり金属アレルギー対策なのだろう。

モリブデン

モリブデンと呼ばれるこの物質は316Lとはほとんど変わらない含有率だ。

銅は904Lで新たに追加された素材だ。

316Lに銅は含まれないが、904Lでは全体の1%強が含まれている。

ニッケル

そして一番おどろきなのがこのニッケルの含有量が316Lに比べ904Lでは非常に多いこと。

含有率約12%の316Lと比べると24%とほぼというかちょうど倍になっている。

これは耐蝕性を強化するために図られたこと。

ニッケルは錆びや侵蝕に強くステンレスを強化する役目を持っている。

結論

つまり結論として、904Lと316Lの違いは、

904Lではクロム、ニッケルの含有量が増え、銅が新たに追加されたこと。

と、

鉄分が20%~30%ほど減らされていること。

と、こんな感じで主な違いはやはりクロムという高価な素材が増やされたこと。

『不動態皮膜』というものを形成し、

腐食や錆びから素材を守ってくれる役割をしているというクロム。

時計の素材自体が高価になることでやはり時計も高価になっていく。

今回お話ししたサブマリーナの現行モデルRef.116610LNでは、これまでとは違い、

ブレスにも904Lを使用しているという徹底ぶり。

最初からしなかったということはやはり加工が難しかったのかコストの面なのか、

そこは定かではありませんが、ケース素材とブレス素材が一緒になったのはやっぱり気持ちがいい。

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さらにこの素材を鍛造で作っているロレックス。

ケース自体にかなりのコストがかかっています。

image by robsrolexchronicle.blogspot.jp

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