デイトナ Ref.16520・文字盤のMK1~MK7・500万円を超える組み合わせ

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デイトナ Ref.16520・文字盤のMK1~MK7・500万円を超える組み合わせ

さて、

前回2回にわたってデイトナRef.16520の希少なモデル、

インダイヤルの逆6や、

3種類のベゼル、MK1, 2, 3、

についてお話ししたわけですが、

デイトナ Ref.16520、逆6の価値・いつ作られた?

デイトナ Ref.16520・希少な200タキメーターと225タキメーター・MK1, 2, 3とは?

今回は文字盤についてもう少し詳しく迫っていこうと思います。

まずこちらのデイトナを見てただきたい。

ROLEX
OYSTER PERPETUAL
SUPERLATIVE CHRONOMETER
OFFICIALLY CERTIFIED
COSMOGRAPH

と記述してある。

これはデイトナのムーブメントがクロノメーター検定協会の認定を受けた精度の高いムーブメントですよ、

という印で、

この認定を受けるために各社、日夜、腕時計のムーブメントと格闘している。

というのは大げさかもしれないが、

この検定協会のテストに合格するのはスイスの時計の中でも5%だと言われている。

一応記述しておくが、

これはムーブメントに対する精度のテストなのである。

それでロレックスはデイトナにこの認定を受けた証を文字盤に堂々と記述しているわけだが、

この表示の仕方にいろいろまた種類が存在する。

まずは段落ち4ラインから。


image by vintage-rolex.jp

その名の通り1段落ちた4行表記のこと。

このタイプをMK1と呼ぶ。

次にノーマルの4ライン。


image by www.goodwatch78.com

このタイプは1段落ちてない4行表記で、

MK2と呼ばれるタイプの文字盤。

そして次は5ライン。


image by piazo.jp

これは認定うんぬんのところが5行になっていてなおかつ逆6。

このタイプをMK3と呼ぶ。

もしこれが正6ならMK5になる。

次は5ライン+太字コスモグラフ


image by piazo.jp

このタイプは先ほどの5行表記と似ているが、

最後の行のCOSMOGRAPHが太字になっている。

ちょうどこんな感じ。

COSMOGRAPH

このタイプをMK4という。

こっちもMK3と同様、逆6でないといけない。

もし正6ならMK6になる。

そして最後にT表示なし。

これは見分けが簡単だ。

一番下が

『SWISS MADE』

になっている。

これをMK7と呼ぶ。

これまでのは

『T SWISS MADE T』

だった。

デイトナ Ref.16520 製造年一覧表

R000001~ 1987年~1988年
L000001~ 1989年~1990年
E000001~ 1990年~1991年
X000001~ 1991年
N000001~ 1991年
C000001~ 1992年
S000001~ 1993年
W000001~ 1994年~1995年
T000001~ 1996年
U000001~ 1997年
A000001~ 1998年~1999年
P000001~ 2000年

実はA番の頃からそれまで使われていた夜光塗料のトリチウムが、

スーパールミノバに変わったことで一番下の表記もTがないものに変わった。

製造年でいうと、

1998年~2000年最終番までずっとMK7のダイヤルということになる。

ちょっと文字盤についておさらいしておこう。

MK1 = 段落ち4行
MK2 = 4行
MK3 = 5行 + 逆6
MK4 = 5行+ 太字COSMOGRAPH + 逆6
MK5 = 5行 + 正6
MK6 = 5行+ 太字COSMOGRAPH + 正6
MK7 = T無し SWISS MADE

と、まとめれば割と覚えやすい。

この中でもやはり一番希少価値の高いのは、

R番、L番のころにしか作られなかった、MK1、MK2ダイヤルで、

MK2ダイヤル(4ライン)+ MK2ベゼル(225タキ)は500万円を超えていたのを見たことがある。

果たしてそこまで出して買う人がいるのだろうか?

まあ、何はともあれ、デイトナの歴史を研究するのは面白い。

デイトナ Ref.16520、逆6の価値・いつ作られた?

デイトナ Ref.16520・希少な200タキメーターと225タキメーター・MK1, 2, 3とは?

こちらの記事でもタキメーターのMK1, 2, 3や逆6が何かを説明しているのでよろしかったらどうぞ。